こんにちは。
カウンセラーの越智彩霧です。
今日は困ったときこそ、一歩下がってみる、というお話です。
私が日本にいた時に感じていたもの。
それは見えないプレッシャーでした。
職場での上下関係。
言いたいことがあるのに、周囲の反応が気になり意見できない雰囲気。
素直な気持ちでお話してくれず、常に本音と建前を使い分ける人。
プライベートに土足で踏み込む、デリカシーのないコメント(特に、結婚や出産について)
日本の文化を否定しているわけではありません。
私は日本人ですし、日本人でよかったと思っています。
外国にいるからこそ、私が大切にしたい、他人の気持ちを考える思いやりの文化は
世界に胸を張って自慢できるものです(この他にもたくさんありますが、私が一番好きなのは
思いやり文化です)
ありがたいことに、これまで本当に人に恵まれていて、
友人も、職場のボスや同僚も、親しいお付き合いをさせて頂いた方は、素晴らしい人ばかりでした。
それでも、私が感じていたこのしっくり来ない感じ。
同じような気持ちの人って意外とたくさんいるのでは、と今になって思うのです。
その時は、私がそう感じているだけ、と思っていました。
仕方のないこと
とか
私が我慢すればいいこと
と諦めてしまっていませんか?
そんなこと言っても、変えようがない
と。
こうい一見どうにもならない状況も、実は、私達の心でどのように受け止めるか
どんな風に向き合うか、によって結果は全く異なります。
地図を見ていると想像して下さい
近づき過ぎると、目の前のものしか見えませんが、
少し離れてみると、地図の全体像が見えますよね。
正に、その状態なのです。
近距離で、しかも諦めの気持ちで顔を背けてしまっては、
見えていた地図さえ見えなくなってしまう。
こんな時は、
少し遠くから、
地図の全体
を見てあげることで
なーんだ!
と気付けることが多くあります。
行き詰ってしまった時には、
少し離れたところから観察してみる
覚えておいて下さいね
私は、その「少し離れる」で、バルセロナまで来てしまいましたが(笑)
全く異なる文化で生活していく中で、客観的に自分のモヤモヤを観察し、
解消することが出来ました。
この経験を活かして、たくさんのやまとなでしこの皆さんのモヤモヤを解消すべく
心に革命を起こすお手伝いが出来たら、とっても嬉しいです
いつも読んで下さりありがとうございます。
バルセロナより感謝の気持ちを込めて。
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